症状・症例 SYMPTOM/CASES

頻尿

内臓 2018.12.11

夜間何回トレイに行かれますか?

日中何時間起きにトイレに行かれますか?

膀胱炎など、ウイルスが入った場合は、腎臓のトラブルなどである場合は、比較的速やかに身体の中の炎症をとる鍼をいたします。その場合は、数回のうちに改善が見込めます。

しかし慢性的な場合は、内臓機能の低下、または骨盤底筋の問題としてとります。

「内臓下垂」膀胱より上にある内臓が下がることですが、それにより膀胱が圧迫をうけて尿意を催します。膀胱のタンクに貯めて置けなくなるわけです。その場合は、内臓の機能を高めることで、各内臓を持ち上げます。そうすると改善します。イメージで言いますと、「老いた方のアバラが見えているのに下っ腹がぼてんと出ている」というのがわかりやすいかもしれません。外も中も正常な位置に保てなくなり全て下へ下へと落ちていくのです。その下にある筋肉が「骨盤底筋」です。上と下を両方改善すれば、膀胱は安定しますので、排尿トラブルは良くなります。

夜間になる方は、寝る前に「小豆まくら」や小さなカイロを仕込むことで軽減します。日頃からお灸をされる患者さんはとても元気にです。

日中の方は、骨盤底筋を鍛えることを優先しますので、呼吸法を実践していただくのが理想的かと思われます。呼吸法については、また書くようにします。

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