症状・症例 SYMPTOM/CASES

腰痛

痛み 2018.11.20

腰痛をざっくり分けますと

①筋力 ②内蔵 ③その他

に分け、複合具合をみて鍼をします。

①筋肉が硬いとか、弱くてとか、冷えてとか。

②内蔵からの直接的な痛みなのか、骨からくる痛みなのか

③「重い腰をあげる」「行きたくない、動きたくない」のようなメンタリティが関わっているのか

それぐらいの分類をしています。

もちろん、頭の中では整形学的に「ヘルニア、坐骨神経痛、狭窄症、側弯、術後腰痛」などを念頭に置きながらも、鍼をする理論づけでは、東洋医学的な「臓腑、経絡、経筋」を基準に行っております。

腰痛を対象とするときは、腰部、臀部、脚部、腹部をみます。また固いところばかりを見るわけではありません。例えば脚が弱いと腰を支えることができません。太ももまわりの弱さが腰痛を作り出していることもあります。ほぐすだけで良くならない方は、そのあたりを鍛えることをオススメします。

鍼は、千差万別ですが、直接腰に鍼をすることが多いです。あと必ず脚も行います。「腰部に関係する場所」全てが対象となるので、ときには、手にすることもあります。それで効果が出るから不思議なんですね。

慢性的な腰痛、狭窄症、ヘルニア(慢性)、手術後の腰痛

長年のものについては、一度で解決したことはありません。徐々にです。慢性的に弱い場所が必ずありますので、お灸や鍼などで力をつけて腰を強くします。
手術後の腰痛は、ヘルニアの術後でいうと腰の骨が周りの筋肉でが支えられなくって骨の間が狭くなり、ヘルニアが出現、手術でヘルニアを取るも、腰部を支えられない身体そのものはかわらないので、またしてもヘルニアが発生する。という仕組みです。こちらも一行目で書いたように力をつける処置をします。
他には、手術による身体バランスを崩されている場合は、それに合わせて鍼をお灸をします。

急性腰痛、ぎっくり腰

原因はさておき、痛みの処理を最優先。
痛みが軽減してから「何故腰を痛めたか」。原因に着目した身体の立て直しと日頃の腰の使い方にポイントを移していきます。

腰痛オススメグッズ

腰痛の方は、カイロをオススメしています。貼る場所は人により変わりますが、「腰部、腹部、足首」のいずれかです。
急性の場合は別ですが、慢性の痛みは温めたほうがよいことが多いものです。
私は腰痛ではありませんが、腰に小豆まくらをのせてリラックスする時があります。

もちろん、運動不足や、冷飲食など。循環を妨げることはいけません。

最近では、呼吸法もとりいれたいのですが、ただいま勉強中です(笑)

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