症状・症例 SYMPTOM/CASES

便秘・下痢

内臓 2019.02.22

便秘

便秘は、鍼で改善します。内臓(大腸)が動かないの問題なのですが、なぜ動いてくれないのかという部分が、何種類かございます。

慢性的な冷えで動かないひとや、逆に食べ過ぎなために動きが悪くなる方もいます。固い便のパターンもありますし、痔を併発する方もいます。ちなみに痔も鍼灸の対象となります。結果は、便秘よりも早く改善することが多い疾患です。

普段の食生活から、ヨーグルトを食べる。野菜をとるなど、テレビの知識を試すもうまくいかない方は大勢いらっしゃいます。それは、便秘の理由と、試した内容により改善する便秘の種類がかみ合っていないからです。

大枠からいえば、食事内容と生活習慣。あとは呼吸法をおすすめしています。呼吸法を実践された方は、かなり安定して便がでるようになりました。理由は、呼吸法により内臓を活性化しているためです。

内臓の問題を鍼や灸にて改善しながらも、普段からのトレーニングを合わせることで、とても早い効果があります。

当院では、便秘の方へ鍼する場合は「お腹」「腰」「脚」を使います。

便秘で有名な手のツボ「合谷」は使用しません。

下痢

急性の病気で下痢がおこる場合は、止める必要性がない限り、下痢をしてください。昔「O-157」の患者に下痢止めを処方したことによる死亡案件が有名です。身体の反応として正常な場合の下痢は、問題ありません。

慢性的な下痢の方の場合は、小腸と大腸の問題があります。東洋医学的には別の表現をいたします。ここは難しい話になるので割愛。

精神的なものからくる下痢の場合と、慢性的な消化器の虚弱、冷えによる一過性があります。

それぞれ下痢になる過程が違いますので、ツボ選びはことなりますが、私はお灸を使うことが多いです。

便秘と下痢を両方繰り返すかたも対応しております。

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